■著者紹介 土屋 健(つちや・けん) サイエンスライター。オフィス ジオパレオント代表。日本地質学会員。日本古生物学会員。日本文藝家協会員。 埼玉県出身。金沢大学大学院自然科学研究科で 修士(理学)を取得(専門は、地質学、古生物学)。 その後、科学雑誌 『Newton』の編集記者、部長代理を経て、現職。愛犬たちと散歩・昼寝を日課とする。 2019年にサイエンスライターとして史上初となる日本古生物学会貢献賞を 受賞。 近著に『機能獲得の進化史』(みすず書房)、『地球生命 水際の興亡 史』(技術評論社)、『恋する化石』(ブックマン社)など。
■監修者紹介 ロバート・ジェンキンズ 古生物学者。金沢大学理工学域地球社会基盤学類、准教授。 大学学部は情報通信工学を専攻したが、高校時代にはじめた化石採集にハマり、大学院から古生物学の道へ華麗なる(!?)転身。 2006年に東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。 当初はアンモナイトに興味があったが、大学院での研究テーマでである深海の極限環境に生息する深海生物に魅了され、その進化を化石と現生の両視点から、現在も継続して研究。 いままで知られていなかった深海生物の発見やその驚きの生態を、「わーお!」とつぶやきながら解き明かしている。 学生たちとの研究談義が何よりも楽しみ。
■イラストレーター紹介 かわさきしゅんいち 1990年大阪生まれ。 脱サラ後、絵本『うみがめぐり』(仮説社)を日本・中国の2カ国で出版。個展開催やイベント等で生物多様性の大切さを伝える仕事をしつつ、『眠れなくなるほど面白い古生物』(日本文芸社)や土屋健著『地球生命 水際の興亡史』(技術評論社)など、生物学関係書籍の挿絵を担当。